TOPIC

ニュース

梅システムマイスター育成

-和歌山大学南紀熊野サテライト 学部開放授業「世界農業遺産」講座開講-

みなべ・田辺の梅システムが世界農業遺産に認定されたこともふまえ、世界農業遺産とは何か、当地の農業遺産のシステムと生態系の価値について、一般的な生態学の知見も交えながら、座学と現地生態系演習により習得し、農業遺産のシステムを説明・活用できる人材を育成するため、和歌山大学との連携により開講した。

一般15名、学生15名(和歌山大学)が受講して、一般14名が修了し、9名を梅システムマイスターとして任命しました。

第1回 12月9日(土)

  1. 世界農業遺産と日本 東京大学特任教授 武内和彦 氏(ビッグ・ユー)
  2. みなべ・田辺の梅システム 和歌山大学教授 養父志乃夫 氏(ビッグ・ユー)
  3. 現地踏査 養父志乃夫 氏、紀州田辺観梅協会長 石神忠夫氏(石神梅林)

第2回 12月16日(土)

  1. 梅システムのランドスケープ評価 和歌山大学准教授 原 祐二 氏(ビッグ・ユー)
  2. 梅システムとニホンミツバチ 京都産業大学准教授 高橋純一 氏(ビッグ・ユー)(伝統的な梅料理評価) みなべ町梅料理研究会
  3. 生態系現地演習
  4. ステークホルダー調査演習 養父志乃夫 氏、石神忠夫 氏(石神梅林)
  5. 梅システムの歴史 みなべ町うめ課 中早良太(みなべうめ振興館)

第3回 12月17日(日)

  1. 備長炭生産調査 和歌山県木炭協同組合代表理事 原 正昭 氏(みなべ町清川 山林及び炭窯)
  2. 薪炭林持続性調査 みなべ川森林組合参事 松本 貢 氏(紀州備長炭振興館)
  3. 申請プロセス、合意形成、今後の展望 中早良太(紀州備長炭振興館)

第4回 2月3日(土)

  1. 観梅状況、ランドスケープ調査 原 祐二 氏、石神忠夫 氏(石神梅林)
  2. 班別作業
  3. まとめ発表
  4. 梅システムの今後の展望、総括